J-AUDITION編集部です。
未来のアイドル、タレントを目指す方にとって、「ダイエット」はとても気になるテーマではないでしょうか。芸能人として成功している方のほとんどは、スリムな体型を保っていますよね。
この記事では、
「アイドルになりたいから、今すぐ痩せたい!」
「世の中にはいろいろなダイエットがあるけど、何が正しいの?」
「やせるために、食べてはいけないもの、食べてもOKなものが知りたい」
といったあたりを解説していきます。
太るのはほとんどが遺伝のせい
それと、そもそも太るのは7割が遺伝です。太っている人の意志が弱いわけではなく、DNAの問題に過ぎません。同じ量を食べても太る人、太らない人がいます。
なので、今あなたがちょっとくらい太くても、それはあなたがだらしないからでも、食いしん坊だからでもありません。
本人がコントロールできる残り3割に対して、どうにかする方法をこの記事で解説していきます。
いきなりダイエットのやり方を完全解説
まず結論から書きます。以下の通りにやれば、必ず体重は減り、リバウンドもしにくい身体になります。
精製された炭水化物を避ける
砂糖が非常に危険
炭水化物とは、糖質+食物繊維で、ご飯、うどん、ラーメン、蕎麦、果物、お菓子など。主食+甘いものが炭水化物=糖質と思ってもらってOK。炭水化物自体は人間が生きるために必要なもの、ないと死ぬものなので、身体は必要以上に食べた分を貯め、結果として太ります。
その中でも特に精製(加工)された炭水化物は、血糖値を一気に上げ、大量にインスリンを分泌するため(血糖値、インスリンについては、このあとで解説します)、特に太りやすいものです。精製とは、炭水化物の原料となる自然の食品を工場などで細かく分解した状態を指します。一番分かりやすいのは、白い砂糖です。また小麦粉もその仲間。
これらは科学レベルで細かくされているため、食べたり飲んだりすると、ものすごいスピードで血中に溶けます。つまり太りやすいです。砂糖を水に溶かしているジュースは特にこの傾向があります。吸収がめっちゃ早いです。
果物はそんなに危なくない
逆に精製されていない炭水化物は、血糖値の上昇が緩やかでインスリンがそんなに出ないため、思ったより太りません。代表格は果物です。果物だけをひたすら食べ続けても太らないことは、実際にそういう生活を何年も続けている人がいることからも分かります。
ただし原料の果物を工場などで精製した果糖は、すでに述べた通り死ぬほど太ります。
そもそも、ほとんどの食材には糖質が含まれています。例えばキャベツなどは甘いですよね。これは糖質が入っているからです。なので、糖質をゼロにすることは不可能です。また、糖質は人間が生きていくために必要なので、少しくらいは摂取OK。
肉を食べ過ぎない
タンパク質は血糖値は上げません。ですが、インスリンが出ます。なので、食べるとそれなりに太ります。お肉の食べ過ぎには注意。
食物繊維をとる
食物繊維は身体に吸収されず、胃腸を通過して便として排出されます。食物繊維は体重を減らす効果があります。食物繊維が多いのは野菜類、ナッツ類です。
プチ断食をする
24時間(3食抜き)、あるいは18時間(2食抜き)の、短い断食(ファンスティング)をしよう。これがこのダイエット法の最重要ポイントです。後から詳しく解説します。
なぜ太るのか
血糖値が上がり(血液の中に糖分が増え)、それをインスリンというホルモンが身体に取り込むから太ります。
だから、血糖値を上げない、インスリンを出さない生活をすれば太りません。
ダイエットに関する迷信
- カロリーが高い食事をすると太る
- 朝食をとらないと太る
- 肉を食べ過ぎると太る
- 油は太る
これらは全部迷信です。
また、運動をして体重を減らす効果は低いです。健康になり、体力がつくのは良いことですが、体重を減らす効果は食事の内容を見直すよりはかなり低いです。
リバウンドする理由
ダイエットをしている人の意志が弱いからリバウンドするのではありません。
人間の身体には、同じ体重、体型を保とうとする機能があります。健康な人間は、太るにせよ、痩せるにせよ、ゆっくりではありませんか?食べた分全部が体重になることはありません。
また、インスリンのようなホルモンには抵抗性があり、出し続ける生活をすると効きが悪くなり、ますます出るようになります。
上記二点が作用することで、身体がインスリンに慣れた状態になってしまい、運動や食事制限で一時的に体重が減っても、多く出たままのインスリンが糖分を身体に蓄積し、またすぐ元に戻るリバウンドが起きます。
リバウンドしてしまっても、自分を責めてはいけません。そういう仕組みだからです。
なぜプチ断食がいいのか
インスリンを出さないことが断食の目的です。
1週間のように長期間の断食は必要ありませんし、そもそも健康に悪影響がある可能性もあります。
1日、半日でも構いません。血糖値を上げない、インスリンを出さない時間を作ることで、インスリン抵抗性を下げていきましょう。
断食をする自信がないなら、まずおやつをやめることです。食事と食事の間にお菓子を食べることで、ずっとインスリンが出続ける状態になります。
大切なのはメリハリ
ここで書いてあることを、必ず毎日やらないといけないわけではありません。誕生日や記念日、友達と遊ぶときは好きなものを食べましょう。
大切なのは、メリハリ。何もない平日のおやつをやめるところから始めましょう。
『トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ』を参考にしました
この記事の内容は、『トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ』という、今話題のダイエット本を参考にしました。この本はやり方だけでなく、なぜそうなのかという理由を、大量の実験データと共に載せています。分厚くて読むのは大変かもしれませんが、ダイエットは納得感がなければ続きません。ぜひ本も読んでみてください。