YouTubeで配信をする人たちのことをYouTuberと呼び、人気の高い人は広告収入を得ていることも知られています。
ただ最近では、ライバーと呼ばれる人も急激に増えています。
ライバーもYouTuberと同じく、ネット配信を使って収入を得ている人がいるのです。
そこでライバーがどんな形で収入を得ているのか、本当に稼ぐことができるのか紹介していきます。
人気のライバーアプリ
ライバーアプリは大変多く、芸能人も利用しているほど高い人気を誇っているものも少なくありません。
人気のアプリをいくつかピックアップして紹介します。
Pococha(ポコチャ)
DeNAが運営するライバーアプリ。
幅広い年齢層が利用しており、ライバーとリスナーの交流ができる機能があるのも人気の理由となっています。
17LIVE(イチナナ)
こちらのアプリは台湾の企業が運営しています。
日本人だけでなく海外のユーザーも利用しているため、他のアプリと比較するとグローバル感があります。
TwitterやFacebookと連携できるので、登録が簡単ですぐに始めることができます。
ツイキャス
こちらは学生に人気のライバーアプリです。
ユーザーはリスナーも含めて若い女性が多く、限定リスナーのみのプライベート配信などもできるため、親しい人に絞った配信も可能となっています。
音声のみのラジオ配信機能もあり、様々な機能が充実しています。
SHOWROOM(ショールーム)
こちらはアイドルやモデル、芸人など、芸能関係者が多く利用しています。
リスナーは男性が多く、アバターを作成してライブに参加することができます。
オーディションイベントも行われるため、アイドルの卵や人気ライバーを目指す方も多く利用しています。
・LINE LIVE(ラインライブ)
若い女性層に人気のアプリで、その名称通りLINEが運営しています。
LINE同様スタンプ機能があり、LINE MUSICと連携して様々な曲を流すことができます。
カラオケ機能を利用して配信の目玉としているライバーも多くいます。
ライバーの収入源って何があるの?
ライバーというのは、オンラインライブ配信をする人たちのことを言います。
ライブ配信は専用のアプリを使って行われ、生ライブを行うというのがライバーの特徴です。
あくまで生ライブで行われるので、YouTubeの広告収入と異なり、ライバーは配信を見ているリスナーから、直接ギフトと呼ばれる「投げ銭」を得ることで収入としています。
様々なライブ配信アプリが存在しますが、基本的にこの投げ銭システムは共通していて、ライバーにとっては貴重な収入源なのです。
通常の個人のライバーの収入は投げ銭が中心ですが、中にはライバーが在籍する事務所などもあり、そういったところに所属をすると時給制なども含まれるケースもあります。
その場合は歩合的な投げ銭だけでなく、事務所から払われる時給なども収入として得られるようになります。
もちろん事務所によっては完全歩合制なども導入しているところもありますので、この点は契約内容や話し合いで決まることもあるようです。
ライバーを始めて収入につなげる方法は?
ライバーを始めるためには、まずは専用のライブ配信アプリに登録をしましょう。
そこで生ライブを行うことになりますが、ライバーの大半はスマホを使って配信をしていますので、意外と気軽に始めることが可能です。
YouTuberにもいるように顔出しNGの人もいますが、多くの人が顔を出して配信しています。
その方が、リスナーからの受けが良いからです。
リスナーから人気が上がると、その分投げ銭の増加にもつながりますし、それがそのまま収入になります。
そう考えると、できる限り顔を出した方が良いかもしれません。
さらにライブ配信中にリスナーからのコメントが流れますが、このコメントにもできる限り答えたり、反応をした方が人気が上がります。
配信を見ているリスナーはライバーのファンですので、反応をしてもらったり、質問に答えてくれると投げ銭したくなる人が多いのです。
そのため人気のライバーほどしっかりとコメントに反応していますし、収入も大きくなるでしょう。
お小遣い稼ぎのライバーも多い!?収入ってどのくらい?
ライバーの大半は若年層が多く、時間があるときに片手間に行っている人もたくさんいます。
ゆるく配信をしてお小遣いを稼ぐというイメージがあり、実際にそのようなライバーがほとんどだと思っていいでしょう。
ただ中には芸能事務所を通してライブ配信を行っているライバーもいますので、そういった人は収入も多くなるでしょう。
お小遣い稼ぎのライバーでは、月に数万円程度稼いでいる人が多いようです。
本気で取り組んでいるライバーは、年に1000万円以上稼いでいる人もいると言われていますので、頑張り次第ではさらに稼ぐことができるでしょう。
トップYouTuberのようにトップライバーになれば、億を稼ぐこともできるかもしれません。
ライバーで生計を立てることは可能?稼げる人はどのくらいいるの?
生配信のライブは以前からありましたが、ここ最近のコロナ過の影響もあり、お小遣い稼ぎだけでなく本気でライバーとして取り組む人が増えています。
そのためできるだけライブ配信を行う人は、生ライブの投げ銭で生計を立てている人も実際にいるようです。
ライブ配信の「17LIVE(イチナナ)」が実際に調査をした結果、ひと月に3万円以上稼いでいるライバーが12,000人以上、6万円以上稼いでいるライバーは8,000人以上いるということが分かっています。
これだけで生計を立てるのは難しいかもしれませんが、本気で頑張れば数千万円を超えることもできるでしょう。
事務所に所属すると収入は安定する
ライバーは個人から始める人がほとんどですが、中にはライバーの事務所に所属している人もいます。
特に人気のライバーになれば、事務所所属の方が大勢います。
個人のライバーは投げ銭だけが収入源ですが、事務所に所属すると時給も発生することがあります。
中には完全歩合制の事務所もあり、全ての事務所に時給制が導入されているわけではありません。
ただ事務所に登録することで、他のライバーとのコラボができたり、イベントの準備をしてもらえるなどのメリットが得られます。
結果として質の高いライブ配信ができるようになって、収入も安定する可能性があるのです。
まとめ
新たなオンラインサービスとして、ライブ配信を行うライバーが人気を集めています。
頑張れば頑張るほど結果にも結びつき、それなりの収入を稼いでいる人も大勢います。
生ライブ配信は敷居が高く見られがちですが、スマホひとつで取り組むことができ、充実した内容の配信が行えれば、大きく稼ぐことも夢ではないでしょう。